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伊賀国内に合計868箇所の城館

和田(2008)を読了。豊富な文献をもとに娯楽小説として書いている。素直に面白いが、解説やうんちくが少ない分(あえて控えられている)分、情報源としては物足りない。あくまで執筆スタイルの問題か。


頭領の百地三太夫や下山甲斐らが伊賀の里の収入を増やすために、織田軍に攻めさせるなどの策を講じるのだが、リスクが高いにもかかわらず見通しが甘過ぎるのが気になった。「策士、策に溺れる」どころではない。

以下、小国内に異常な数の城館と地侍がひしめき合っていることについての記述;

(pp.43-44)この小国の中に現在確認されているだけでも、634箇所の中世城館が存在していたという。さらに未確認のものが234箇所あるらしい。<中略>合計868箇所の城館が伊賀国の中でひしめいていたことになる。
 異常な数である。「勢州軍記」には、戦国期に伊賀の地侍は66人いたとされる。この66人が800超の中世城館を有していたのかどうか。


伊賀の城館めぐりもしてみたい。

<参考文献>
和田竜 (2008) 『忍びの国』 新潮社. Retrieved from 
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中東経済、企業金融が専門の研究者。UAE・アブダビから帰国しました。
Researcher:Middle Eastern Economy, Financial Development, and Islamic Finance
باحث: الاقتصاد في الشرق الأوسط، التنمية المالية، والتمويل الإسلامي.

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